8月3と4分の3日

「危ないわハリー! ヒッポグリフから離れて!」

ハーマイオニー・グレンジャーがそう叫んだので、慌ててポッターはヒッポグリフから離れた。ヒッポグリフは突然甲高く鳴き声を上げたかと思うと、今までポッターが居た辺りに向かってむちゃくちゃに蹴りを入れた。

おっどろいた。ハグリッド、ヒッポグリフの様子が変だよ」

ロン・ウィーズリーがそう言ったのに、グレンジャーが答える。

「見て、目の色が変でしょう。かわいそうに、きっと何か見え方が変になるような魔法をかけられたのよ。ヒッポグリフにはちゃんと目を合わせてあげないといけないのに」

僕はこっそりその場を離れることにした。失敗だ。折角あのケダモノの目が見えなくなるようにしてやったのに、グレンジャーの奴が台無しにしやがった。穢れた血め、いつも僕の邪魔をしやがって。いつか後悔させてやる。

ドラコ・マルフォイ

コメント

  1. nininga より:

    334に空目