XXX | カオスの坩堝 https://anqou.net/poc Chaos is not kaos. Sun, 30 Jun 2019 13:55:45 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.1 https://anqou.net/poc/wp-content/uploads/2018/02/9dc10fe231765649c0d3216056190a75-100x100.png XXX | カオスの坩堝 https://anqou.net/poc 32 32 主役 https://anqou.net/poc/2019/06/30/post-2955/ https://anqou.net/poc/2019/06/30/post-2955/#respond Sun, 30 Jun 2019 13:53:49 +0000 https://anqou.net/poc/?p=2955 人生初の「ライブ」に行った。

6/30@さいたまスーパーアリーナ、KOBUKURO 20th ANNIVERSARY TOUR 2019″ATB″。同じくコブクロ好きの知り合いに連れられて、会場に入った。

結論から言うと、度肝を抜かれた。自分の気持ちの気づき、新しい人生の捉え方、(今だけかもしれないが)価値観の変化など、大きな打撃を食らった。

自分語りの部分はここでは語らず、それ以外の部分を書かせてもらう。

ライブなどは主役のステージであり、いくら一体感を得るとはいえ客や演出、主役以外の演奏などは脇役だと思っていた。違った。演出も演奏も主役だった。みな主役に引けを取らず、かつ主役を隠すこともなく、輝いている。そして自分たちも、完全に主役だった。今この瞬間を楽しむ自分は、主役以外の何者でもなかった。「脇役だと思っていたもの」は、「『目立つべき主役を輝かせる物語』の主役」だった。皆スピンオフの主役だったのだ。

そして、その「目立つべき主役」は、自分とは違う世界にいた。ドームでライブをするなど、人気さえあれば誰でもできると思っていた。少しテレビに出たことがあるぐらいで調子に乗っていた。開演直後、主役がステージに立った瞬間、1人の人間の小ささにゾッとした。テレビとは違う、目の前の何万もの人間に向かって自分を見せるその恐ろしさ、そしてそれを少しも見せない主役の堂々っぷりに、圧倒された。

自分は、確かに主役であり、主役を輝かせることができる。人生とはそういうものなのかもしれない。

これまでライブに行かなかった理由はいくつかある。「ライブはいわゆるパリピが行くものである」という偏見や、思いっきり盛り上がるはずの体験でもイマイチ乗り切れない性格、未体験のものに手を出す恐怖心、ただ主役の言葉を享受するためだけに金と時間を使えない価値観。

全てぶち壊された。気がつくと立ち上がって笑みを浮かべながら手拍子をし、一緒に歌っていた。3時間半があっという間だった。ひたすら感動した。

小学一年生、初めて桜を聴いた時から、14年が経った。人生観の多くが彼らによって形を成している。一番心に来たのが、”ANSWER”という曲だった。夢が、信じたものがあるなら、どんな道だってそこに向かってがむしゃらに頑張れる。そんな歌だ。

アンコールの二曲目、公演最後の曲としてANSWERが流れた瞬間を、きっといつまでも忘れない。

本当にいい経験でした。ありがとう。

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終わらない夏 https://anqou.net/poc/2019/01/17/post-2695/ https://anqou.net/poc/2019/01/17/post-2695/#respond Thu, 17 Jan 2019 13:00:22 +0000 https://anqou.net/poc/?p=2695 そこには、誰も予想しない結末が待っていた。

8月24日、13時1分。4041校の頂点を決める試合が始まる。

エースの堂林率いる強豪、優勝候補の愛知代表中京大学付属中京高校と、選球眼が良く全試合2桁安打という「つなぐ野球」で勝ち進み県勢初となる決勝進出を果たした、新潟代表日本文理高校。

試合は1回から動く。エース堂林の2ランホームランで後攻の中京大中京が2点を先制する。つなぐ野球の日本文理も負けじと3回表に同点とする。

しかしここから中京大中京がその強さを見せる。6回2アウト満塁から一気に6点を勝ち越すと、続く7回にも2点を加える。日本文理も7、8回に1点ずつ加えるが、10対4と大きく離される。

そして9回表、日本文理最後の攻撃。6点を追いかける状況で、ライトに下がっていた先発・堂林がマウンドに戻ってくる。さすがはエース、先頭打者の若林と続く中村を簡単に打ち取り、9回2アウト。あとアウト一つで全国制覇。チームの顔も緩む。

日本文理のエース伊藤は、いつも通りチームのやる気を上げるためにピッチング練習を始めた。

打順は1番に戻り、ここまで4打席無安打の切手。コントロールの良い投球で2ボール2ストライク。あと一球。

しかしここから、日本文理持ち前の選球眼が光る。際どい球を2球連続で見極めてフォアボール。2アウト1塁と望みをつなぐ。

続く2番は、この日ホームランを含む3安打の高橋。さすがは強豪エース堂林、ここも3球で2ストライクと追い込む。またもあと一球。しかしここで少し力んだか、少し球が外れ捕手がボールをそらす。この間にランナーが走り、2アウト2塁。

ここで気合いを入れ直したか、低めの球をしっかり投げる堂林。しかし高橋が粘りを見せ、フルカウントからの9球目。甘く入ったボールを左中間へ打ち返す。これで5点差、2アウト2塁。

中京大中京が守りのタイムを取る。

この日無安打の武石。またも堂林が3球で追い込む。あと一球。それでも際どい球は決して振らない武石。

2-2からの7球目。狙っていた。ライトの横へ打ち抜く。6点目のホームイン。更に武石は攻めの走塁で3塁へ。

ピッチング練習をしていた伊藤は打席への準備をするためベンチへ戻る。

2アウト3塁、2ベースを放っている4番吉田。しかし2球目を打ち上げてしまう。ファールゾーンにボールが飛ぶ。観客からの声援が歓声に変わる。キャッチャーとサードがボールを追う。

ボールはサードのはるか後方に落ちた。歓声がどよめきに変わる。ここまで来てアウト1つが取れない。動揺を隠せないエース堂林は、次の球で吉田にデッドボールを与えてしまう。中京大中京はたまらず2番手投手・森本を再びマウンドへ送る。

2アウト1塁3塁。4点差。ホームランを打たれても、アウト1つとれば優勝できる。

5番、高橋。森本は落ち着いた投球で2ボール2ストライク。またもや追い込む。しかし高橋が際どい球を全てファールにし、フルカウントからの8球目はボール。フォアボールで2アウト満塁。打席にはここまで投げぬいた日本文理のエース、伊藤。

アウトをとればその場で試合終了。しかし同時にホームランが出れば同点の大チャンス。森本も焦り始めたのか、2球連続でボールを投げてしまう。2ボール0ストライクからの3球目。伊藤は甘く入った球を見逃さなかった。打球は三遊間を抜け、3塁ランナーが生還、さらに2塁ランナーも好走を見せホームイン。日本文理の夏はまだ終わらない。2点差。

ここで代打石塚。初球の甘いチェンジアップを完璧に打ち返し、1点差。更にレフトがもたついている間に伊藤は3塁へ。

2アウトランナー無しから5点、さらに1塁3塁。長打が出れば逆転。そして打順が一巡し、この回先頭打者だった若林。

2球目。

レフト方向への鋭い完璧な打球。

ボールは三塁手が掲げたグラブの中に収まった。

22分にも渡る長い9回表。15時31分、試合終了。中京大中京が43年ぶり、7度目の優勝を果たした。

試合後のインタビューでは、勝者の堂林が涙を流し、敗者の伊藤が笑顔を見せた。

日本文理はこの試合でも14安打、甲子園全試合で2桁安打を記録。その強さを見せた。

2009年の全国高校野球選手権大会は、壮絶な決勝戦で幕を閉じた。

甲子園にはドラマがある。高校野球は、やめられない。

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伝説 https://anqou.net/poc/2018/12/20/post-2442/ https://anqou.net/poc/2018/12/20/post-2442/#comments Wed, 19 Dec 2018 17:18:03 +0000 https://anqou.net/poc/?p=2442 その馬は、確かに飛んでいた。

2002年3月25日、ノーザンファームで1頭の馬が生まれた。父は現代日本競馬における大種牡馬サンデーサイレンス、母はイギリスのG1馬ウインドインハーヘア。その年のサンデーサイレンス産駒としては低価格であった7000万円で落札され、「ディープインパクト 」と名付けられた。

ディープは初めから期待されていたわけではなかった。牝馬と勘違いするほど小柄で可愛らしく、それなりに走ってくれればいいか、といった馬であった。

しかし、2歳の秋にその速さが現れる。調教で予定よりはるかに速いペースで走り、しかも汗すらかいていなかったのだ。この辺りから最強馬ディープの片鱗が見え始める。

12月、武豊を鞍上にデビューする。デビュー戦は当たり前のように圧勝する。しかも最後の直線のタイムは大人の馬と比べても速すぎるほどであった。ちなみにこのときの2着はその後G1で2着に入るなど十分すごい成績を残した馬である。

デビュー戦だけ強い馬は沢山いる。しかし、ディープの2戦目である1月の若駒ステークス、このレースではさらに衝撃を残した。なんと直線最後方からムチを入れず圧勝したのだ。このレースでディープの名は一気に有名になる。

競馬のレースには階級がある。下から新馬戦、未勝利戦、条件戦、オープン戦、G3、G2。そして1番上の階級は、年間24レース行われるG1レースである。その中でも、「3歳馬しか出られないレース」が4つ存在し、そのうちの3つ、4月の「皐月賞」5月の「東京優駿(日本ダービー)」10月の「菊花賞」はまとめて「クラシック3冠」と呼ばれ、どれか一つでも勝てば強い馬とされる。そして、3つとも勝った馬は「3冠馬」と呼ばれる。3冠馬はディープインパクト の世代までに「セントライト」「シンザン」「ミスターシービー」「シンボリルドルフ」「ナリタブライアン」の5頭おり、例外なく強い馬である。

前述した2戦の圧勝劇より、ディープインパクト は早くも3冠馬の呼び声が上がっていた。続く3戦目の皐月賞前哨戦G2弥生賞でも、辛勝ではあったがムチを入れないままであり、不安要素にはならなかった。

本番皐月賞では、単勝支持率63%と日本競馬史上2番目に高い支持率を受け、スタート出遅れも全く気にせず2馬身半差の圧勝。さらに日本ダービーでは、史上最高の73%を記録。レースでも5馬身差、レコードタイの速さで駆け抜けた。このレースによりディープインパクトは無敗でクラシック2冠を達成。これは13年ぶりの記録であった。

秋初戦のG2神戸新聞杯をレースレコードで圧勝したディープは、そのまま3冠目の菊花賞へ駒を進める。このときの支持率は79%を記録、単勝元返し(100円買ったら100円返ってくる)となった。レースでもいつも通り最後の直線で逃げる馬を一気に差し、11年ぶり史上6頭目の3冠馬、21年ぶり史上2頭目の無敗3冠馬となった。ゴール時、アナウンサーは「世界のホースマンよ見てくれ!これが、日本近代競馬の結晶だ!」と叫んだ。

そして年末、1年を締めくくるG1有馬記念。しかしここで事件が起きる。直線に入って、いつもの伸びがない。最後の600メートルは全馬中最速だったものの、前を捉えきれない。結局、4番人気だった1歳年上のハーツクライに破れてしまう。ディープの不敗神話が崩れた瞬間だった。

春。初めての敗北を味わったディープは、何事もなかったかのようにG2阪神大賞典を完勝する。そしてG1天皇賞・春。このレースで、ディープはなんとスタート大出遅れ、さらに直線より2つ前のコーナーで早くも先頭に立つと、そのまま2つのコーナーと直線で後続馬を突き放す圧倒的な強さを見せた。レコードを1秒更新し、その存在を再び世界に知らしめた。

6月の宝塚記念でも全く問題なく他馬を突き放し、満を持して凱旋門賞に挑む。

凱旋門賞とは、フランスのロンシャン競馬場で行われる世界最高峰のレースの1つと言われるレースである。そしてこのレースでは、日本馬は未だ勝ったことがない。そのため、今回のディープインパクトには大きな期待がかかっていた。

現地でもディープの評価は高く、日本馬初の凱旋門賞に向けて流れは良かった。しかし、レースでは直線で伸びず、3着に終わってしまう。しかもその後、レース前に疾患を治療するために与えられた薬が現地では禁止薬物となっていたことが発覚し、凱旋門賞失格となってしまう。禁止薬物による失格は、凱旋門賞では初めての出来事であった。

疾患により調子が悪かったとはいえ、ディープですら凱旋門賞には届かなかった。その事実により日本競馬は少し暗い雰囲気になっていた。そのせいか、帰国後初レースとなる、海外の強豪も多数参加するG1ジャパンカップでも、ディープの支持率も61%にとどまった(普通こんなに高くないので別にとどまってはいない)。さらにレースもディープに向かない展開となった。しかし、そんなことは全く気にせずディープインパクトは優勝。そして引退レースとなる2回目のG1有馬記念。アナウンサーは、「間違いなく飛んだ」と2度叫んだ。ここで引退するのが惜しいほどの圧勝で、ディープインパクトは有終の美を飾った。

生涯成績は14戦12勝2着1回。日本でディープを負かしたのはハーツクライただ1頭だけというものすごい成績を残して引退した。G1レース7勝は歴代トップタイ(この時点で3頭目、現在6頭)。こうしてディープインパクトは伝説となり現役生活を終え種牡馬入りした。

そして、第2の伝説が始まる。

なんと初年度の子供たちが2つもG1を勝利したのだ。種牡馬は1年で何百頭と増えるため、G1を2勝するだけでもすごい。ところが、これ以降ディープの子供たちが日本競馬を蹂躙する。2年目産駒(子供のこと)のジェンティルドンナは牝馬の3冠(もちろん全てG1)を達成、そのまま父も勝ったジャパンカップで史上初の連覇を達成する。その他の産駒も非常に強く、6年目には産駒でのクラシック3冠レースを全て制覇。わずか8年間で海外や障害レース含めG1を57勝と、大種牡馬である父の12年78勝に届きそうな勢いである。その他にも初年度産駒勝利数や初年度産駒獲得賞金、史上初の2戦目でG1制覇、最速年間100勝、最速1000勝、最速1500勝、産駒2歳勝利数、年間G1勝利数など多数の記録を塗り替え、父サンデーサイレンスをも超える大種牡馬となっている。2017年には孫の代の馬も菊花賞に勝利している。このように、現在の日本競馬ではディープインパクトの子供たちが暴れまわっているのだ。

まだディープインパクトは元気に過ごしている。彼の夢に終わりはない。伝説の馬ディープインパクト、その衝撃はこの先も引き継がれていく。そして、次の世代へ──

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https://anqou.net/poc/2018/12/13/post-2388/ https://anqou.net/poc/2018/12/13/post-2388/#comments Thu, 13 Dec 2018 11:00:01 +0000 https://anqou.net/poc/?p=2388 こんにちは。みんな面白文章を書くので困ります。私はサンタです。今年は残業代が出ないので良い子のみんなは早く寝てください。子供に姿を見られるごとに給料が2割減ります。嘘です。日本人の公認サンタはパラダイス山元さんだけなので僕は違います。

冬ですね。冬といえば小学3年生の頃、僕は年中半袖少年でした。学年に1~2人ぐらいいるやつです。友人に鳥肌を指摘されると「これは垢や!」と言い張ってました。鳥肌です。あの頃はあまり垢を汚いと思ってませんでした。年中半袖だったせいで母親に虐待疑惑がかかってました。家ではちゃんと長袖を着せられてたけど通学路で脱いでたので虐待ではありません。お母さんごめんなさい。

自分語りします。

小学1~4年生の頃の夢は、「お笑い芸人になること」でした。小1でエンタの神様に出会い、パペマペXやヒロシ、陣内智則やレギュラーに魅了されました。家にはうしくんとかえるくんがいます。

小4のとき、初めてM1グランプリを見ました。エンタと生活笑百科しかみたことがなく、「芸人に順位をつける」、そして「売れない芸人がいる」という概念を知らなかった僕は衝撃を受けました。1番笑ったのはハライチだったのに彼らは2本目すらやらせてもらえなかった。その事実に何よりも驚きました。1本目では1番点数の高かった笑い飯もその年優勝はできませんでした。お笑いの感じ方は人によって違い、「全員を1番笑わせること」「いつでも1番面白くあること」はとても難しい。それを初めて知り、夢までの距離を実感させられました。

そして次の年を最後に、M1グランプリは4年間番組休止になり、テレビからは漫才をする芸人がほぼいなくなります。正統派漫才は上方漫才グランプリなどでしかみられなくなり、バラエティでは「新しい漫才」をする芸人が現れ、既存のお笑い芸人はコメントで笑わせるだけとなります。いつのまにか夢はサラリーマンになります。この2年間で、僕は現実を知りました。

今でも漫才、お笑いは大好きです。毎年M1は欠かさずみています。あの場所へいくまでにどれだけ苦労をしたのか、どれだけの芸人が涙を飲んだのか、考えただけでも涙が出ます。お笑いっていいですね。

お笑いとウルトラマンは、ぼくの人生のバイブルです。

とりあえず今年のM1敗者復活戦のプラスマイナスと金属バットのネタみて

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フィンおじ https://anqou.net/poc/2018/12/13/post-2392/ https://anqou.net/poc/2018/12/13/post-2392/#comments Thu, 13 Dec 2018 04:40:22 +0000 https://anqou.net/poc/?p=2392 フィンダーおじさんというYouTuberがいます。

動画作成に追われたり会社でキズナアイの声真似してクビになったり名取さなちゃんと画面越しにお話ししたり米津玄師になりたかったりする人(?)です。

面白い人なのでみてみてね。

 

https://m.youtube.com/channel/UCw_VMnV67muXs-uZr-xyADA

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祭典 https://anqou.net/poc/2018/12/02/post-2041/ https://anqou.net/poc/2018/12/02/post-2041/#comments Sat, 01 Dec 2018 16:33:05 +0000 https://anqou.net/poc/?p=2041 芸歴15年(2010までは10年)以下の芸人のみがエントリーできる、漫才師No.1を決める大会。

 

正直な話をする。

一度休み、レギュレーションが芸歴15年以下となった2015年以降は、2010年以前の大会に比べてレベルが落ちているように感じていた。

これは錯覚であり、2010年までは「彼らが優勝者、面白いのだ」という感覚だったのが、今では「自分が優勝者を決めるのだ」という視点でみてしまっているために生じている。

実際、毎年ジャルジャルは新しい感覚の漫才を披露するし、和牛は同じ軸ながら新しい笑いを取り込んでいる。笑いを絶やすことなくみ続けることができる。

しかし、どうしても過去の優勝者と比べてしまう。

「中川家のような勢いがない」「NONSTYLEのような特殊性がない」「笑い飯のようなヤバさがない」。

 

そうではない。

笑いとは、「絶対的なものである」はずなのだ。

モチベーションを作るために相対評価形式にしてはいるが、彼らは「絶対的な笑いを視聴者に与える」ことを最大の目標にして舞台に立つのだ。

純粋に笑いを楽しもう。

 

M1グランプリが、今年も始まる。

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アルコール https://anqou.net/poc/2018/12/02/post-2036/ https://anqou.net/poc/2018/12/02/post-2036/#comments Sat, 01 Dec 2018 16:13:30 +0000 https://anqou.net/poc/?p=2036 特に夢はないけれど、みんな入ってるから大学に進学した。

特に周りのプレッシャーもないけれど、みんな入ってるから大学に進学した。

周りのみんなが同じ大学に行くから、知り合いの層を増やすために東京の大学に行った。

まだやりたいことが定まっていないから、入ってから何をするか決めれる大学に行った。

みんな入ってるから、とりあえずサークルに入った。

知り合いがいたから、それっぽいサークルに入った。

頼まれたから、とりあえず役職を持った。

 

 

みんな生きてるから、とりあえず生きてる。
こんなんじゃあかんと思いながら、今日も惰性で生きてる。

明日も惰性でサークルに行って、たぶん惰性で生きる。

 

お酒は美味しいなあ。

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