瀋陽のお寿司

初めまして、中国東北の遼寧省瀋陽市  出身のCORALです。

私の故郷では、生魚が苦手な人がわりと(すくなくとも日本よりは)いる。生魚を好む人の割合が小さいからか、スーパーでも生食用のお魚はあまり見かけない。私は中国でサーモン以外の生魚食べたことがない。母はサーモンが好きでよく食べるけど、父は生魚がとても苦手で、おじいちゃんおばあちゃんの世代なら「生魚を食べる」という概念がないらしい。しかし、こんなところでもお寿司のチェーン店は人気を集めている。

「町田寿司」(dīng tián shòu sī)というチェーン店は高校の近くに店があるので、よく食べていた。

「お寿司」のお店のメニューはこちら。

….とりあえず巻き巻き巻き寿司

基本的にお米に具(メニューによって胡瓜、沢庵、卵焼き、ハム、かにかま、ツナ缶…)を乗せて巻いて切るパターンか、具を入れて巻いてから上に何かを乗せるパターンになる。醤油とわさびはこちらと同じだけど、なぜか隣によく薄切りした紅しょうがが飾られている。

こんな感じで宅配してくれるのでとても便利なので、よく友達とまとめて注文して食べていた。(左上は紅しょうが…)

辛味タコ(赤)と海藻(緑)がおすすめです(食べないだろうけど(* ´艸`))

「争鲜回转寿司」(zhēng xiān huí zhuǎn shòu sī)というチェーン店は実家の近くのデパートに店がって、何回か行ったことがある。

一皿約100円の回転寿司だけど、店によってテイクアウトのバラ売りコーナーもある。

ここのメニューは比較的に日本のと似ている。生魚はサーモン、鯖、マグロなど3~4種類で、焼き魚やかにかまサラダ、コーンサラダ、ツナサラダ、わかめ、辛味噌で炒めたタコやホタテなど色んなネタがある。調理済みの魚介類の割合が大きい気がする。

もちろん、分かる人しか分からない一部のレストランではちゃんと本場の味がある。本当の日本料理の値段と味を受け入れられる人は限られているかもしれない。

「お寿司が…こんな姿に…!」と思うかもしれないが、そうアレンジされるのも仕方ないと個人的に考えている。日本の中華料理みたいに、かなり現地の人の口や好みに合わせているだろう。

日本の中華料理についてどう思う…?

って聞かれたら空気を読んで「美味し!好き!」って答えるべきだけどどうしても反応が遅くて、微妙な表情がさきに察されてしまう。

全然まずいと思わないけど、中国では中華丼も天津飯も食べたことない。天津じゃなくて瀋陽で住んでいたから天津飯を知らないって思っていたが、天津の友達に聞いてみたら

天津飯ってあるの?!?!?!?魔剤?!?!??

って感じだった

中国でも「日本豆腐」(rì běn dòu fu)って円柱状の玉子豆腐っぽい食べ物が売っているのでお互いさま…

百度(bǎi dù)で「寿司」、「日本豆腐」、「天津饭」の画像を検索してみた。

瀋陽でよく食べていたお寿司について書いたけど、同じ中国でも場所によって食文化や飲食店が大きく違うかもしれない。

この記事は「カオスの坩堝 Advent Calender 2017」の28日目の記事でした。29日目はniningaさん担当の予定です。

コメント

  1. アバター nininga より:

    異国の文化をその国独自に取り入れてアレンジするのは正しい姿であると思うのだよ。