この記事はAdvent Calendar 2017 day1827の記事です。
前の記事はこちら。
導入
こんにちは。feeleです。
皆さんはAdvent Calendarをご存知ですか?
12/01-25日にweb記事をリレー形式で続けていくアレだと思う方もたくさんいると思いますが、元ネタはクリスマスまでの期間に日数を数えるためのカレンダーだそうです。
例えばこんな感じですね。

詳細情報曰く2017年12月20日とかにアップロードした画像らしい。エモエモ
本サイトではAdvent Calendar 2017やAdvent Calendar 2018などが過去に行われてきました。記事トップにふざけて書いている通り本サイト最初のアドカレは1827日前とからしく、まあまあ懐かしいですね。あの頃はまだ酒も飲めなかったんだなぁ……
ちなみに本サイトは来年1月に動的な機能が停止するそうなので過去の恥ずかしい記事を消したりしようかと思ったのですが、これはこれでいい思い出ですし、どうせInternet Archiveにあるから消しても消さなくても変わらんなとなりました。他の著者の皆さんもぜひ過去の記事を消さずに年を越して、黒歴史の生殺与奪権を鮟鱇に握らせましょう。
閑話休題
ところで皆さんは❝至高❞をご存知ですか?
[名・形動]この上なく高く、すぐれていること。また、そのさま。最高。「―な(の)精神」「―至善」
goo辞書
自分は今までアドカレの記事を何本か書いたことはありますが、物体としてのアドベントカレンダーを作ったことは実は一度もありません。
なので学生の内に一度くらいアドベントカレンダーを作ってみたいと思っていましたが、「せっかく作るなら❝至高❞のアドベントカレンダーだよなぁ」と語りかける自分と「ダルいし5分くらいで作れるやつがいいなぁ」と正論を投げかける自分、そして「大前提としてクリスマスまでの日々が楽しめるギミックがないと作っても意味がない」と考える自分、この全て納得させるアイディアがありませんでした。
閑話休題の対義語
ところで皆さんは今季放送されている大人気Japanese Traditional moe♡ moe♡ Animationであるところの「ぼっち・ざ・ろっく!」をご存知ですか?

アニメの内容と概要紹介は省きますが、このアニメの中で上記の自分を全て納得させる画期的なアイテムを見つけました。まずは下の画像を御覧ください。

こちらは廣井きくり呼ばれるベーシストです。自分もベースを多少嗜んでいるのでよく分かるのですが、異様にベースが上手で憧れますね。それでは次の画像を御覧ください。

!?

この、並べやすそうな直方体は…………?

この、クリスマスに相応しいカラフルな物体は…………?

この、種類が多く毎日飲んでも飽きが来ない日本酒の群れは…………?

この、毎日扉を開けるのと同様の操作を行えるストロー穴は…………?
つくってワクワク
■材料
- 鬼ころし・・・25本
- 粘着性の何かしら・・・適量

種類を集めるために様々な店へ東奔西走しました。せっかく無人レジを使ったのに年齢確認のために店員が来て、大量に鬼ころし買う人間だと思われて恥ずかしかったです。まあ事実なんですが……

元は両面テープで作成するつもりでしたが、鬼ころし同士の接触が悪かったのでゴツいテープを使いました。緑色の鬼ころしは近隣に売ってなかった(そもそもあるのか?)ので、テープでクリスマスカラーを補強します。
■手順1:ストローを取り外す
突起部分は組み立てる邪魔になるのでストローを取り外します。

適切な道具を使ってもいいですし、適切でない道具を使っても、あるいは道具を使わなくても問題ありません。困難は𝓟𝓞𝓦𝓔𝓡で解決しましょう。

■手順2:いい塩梅に鬼ころしを並べる
自分の美的センスを信じて並べましょう。クリスマスまで25日なので、5×5に並べるとそこそこ収まりが良くなります。

■手順3:接着
気合で鬼ころしを接続しカレンダーとしての体を為させます。


ストローは絶対失くすので、適当な袋に入れて側面にでも付けておきましょう。

■手順4:完成したものを自慢[要検証]する記事を書く
本記事になります。特に記事を書く名目が思いつかなかったのでAdvent Calendar 2017 day1827の記事という名目になりました。

完成!

終わり
ということでアドベントカレンダー(物理)を作ってみました。作るの自体は簡単なので、購入する際の店員の視線に耐えられさえすればおすすめします。
問題はこのアドベントカレンダーを使うということは毎日鬼ころしを1本飲む必要があるということなので、まあそこは人を選びますね。
とりあえず作る段階は終わったので、これから毎日諸々の鬼ころしを飲んでいきます。多分この記事をちょくちょく追記していくので、良ければまた見に来てください。それでは。
2022.12.31追記
おまたせしました、追記です。
そういえば更新する度に坩堝のツイッターが一々動く仕様だったのでは……?と思い出して更新せずにいました。実際どうかは今回の追記でわかりますね。
day1

はい、こんな感じでカレンダーを開けていきました。
ただこれ問題があって、銀紙が全然めくれないんですよね。なぜか指を入れるだけの隙間がないため。なんでなんでしょうね。
対処法は簡単で、カッターとかを使って開ければ無事飲めます。
ちなみにこれ飲むときは全体を抱えてストローに口を付けるんですが、赤子をあやす姿勢で飲酒するハメになるため、脳がバグって楽しいです。来年は皆さんも如何ですか?
記念すべき1合目は日本盛の鬼ころしです。

この鬼ころしは最寄りのスーパーで1合100円未満で売っているため、1,2年前から愛飲しています。
なんと言うか、後味に若干の違和感があることにさえ目を瞑れば十分飲める味な気がしているんですよね。アルコール感というよりもエタノール感と言うべき、何か工業的な後味、あれってなんなんですかね。
飲み方としては、味の濃いものとの食中酒にして誤魔化す手法がおすすめです。
day2

1日1本だったのでは…………?
こちらは、清洲城信長の鬼ころしと、播州桃太郎の鬼ころしなるものです。
自分は両方とも存在だけ知っていてどこで売ってるのかまでは知りませんでしたが、生鮮館なかむらに売っていたので5本ずつ購入しました。京都6年住んでて、生鮮館なかむらでの最初の買い物がこれらしい。

清洲城信長の方は、確かに日本盛と異なり米の風味があるなと思いました。
ただ、雑味が多い気がして、あまり自分には合いませんでした。合いませんでしたとか平易に書いてますが5本買っているためあと4合飲む必要があります。地獄?

播州桃太郎の方は、よくわかりませんでした。
とにかく自分の体質と何か合わないらしく、結論としては一番不味かったですね。これ飲むとなぜかすぐに悪酔いしてしまいます。あと他の鬼ころしと比べて高さが低いため、アドカレが不格好になってしまいます。来年作るとしたら確実にレギュ落ちですね。
ちなみにあと4合あります。地獄?
day10

1日1本だったのでは…………?
はい、諦めました。本記事の上の方で
「大前提としてクリスマスまでの日々が楽しめるギミックがないと作っても意味がない」
とか書いてたんですが、本アドカレに日々が楽しめるギミックは一切ありません。助けてくれ。
12月は忘年シーズンということもあり、家の外でお酒を飲む機会がちょくちょくあったため、その度にアドカレ負債が貯まるんですよね。12月に飲酒アドカレは向かない。
あとこれ一回このアドカレ作るとわかるんですが、取り回しは悪いわ傾けると底に溜まった飲みきれない酒が零れるわ重いわで、全部の方面からこのアドカレの存在理由を否定できます。気になった方は是非一度やってみてください、応援はします。
day25

アドカレ、やはり間に合いませんでした。
敗因は播州桃太郎の鬼ころしと、単純に別に毎日飲酒習慣がなかったことですね。再走はしません。
さて、新顔が2パックありますね。青色のものが日本盛の鬼ころししぼりたてで、黄色のものがゴールド鬼ころし・極上ノ辛口です。

日本盛は赤いものもありましたが、青いこちらは「しぼりたて」を強調しています。
赤との違いがあるのはわかるんですが、正直どう違うのかまではわかりませんでした。
公式では赤は「飲み飽きしないすっきりした味わいの淡麗なやや辛口」と書かれていて、青は「ぼりたての新鮮な風味をそのまま封じ込めた『フレッシュな味わいと香り』『爽やかな喉ごし』が特徴の淡麗辛口」と書かれているため、爽やかさが違うんですかね。
冷酒で飲んでも風味が強く残っているのが青の特徴なのかもしれません。が、自分はこのアドカレを冷蔵庫に入れたくないため、全て室温で飲んでいます。

こちらの人目を引く黄色のパッケージがゴールド鬼ころし・極上ノ辛口です。
こちらなんですが、なんと記憶がありません。少なくとも悪い記憶は無い、違和感は無かったということなので、鬼ころしとしては良質なのかもしれません。実際、商品案内にも「ワンランク上の晩酌酒」「テイスト感を上質化した新しい切り口とキレとコクある飲み応えのある」とか書いていますね。
とまあ色々飲みましたが、総評としてやはり日本盛の鬼ころしが一番美味しいなと思いました。
なので鬼ころしを買うなら日本盛(赤)を買う、そしてアドカレに鬼ころしは使わない方がいい。これが今回のアドカレの結論です。後者についてはやる前から気づくべきなんだよな。
それでは追記は以上です。このブログは(おそらく)明日にはもう動的操作が不可になるため、これが今生のお別れです。ではでは。
day31

タスケテ…………