初めての 2018/1/8 雑文 1 トルクメニスタン 一月一日。 元旦。 僕は、目の前の白絹のような素肌に、ただただ魅せられていた。 彼女は僕のことなど眼中にない様子で、しなやかな肢体を白い床の上に横たえている。その柔らかな曲線と直線の黄金比が、僕の瞳を捕えて離さないのだった。 上気した人肌のぬくもりが、僕の肌を絶えず愛撫する。 思わず生唾を飲み込んだ。 その瑞々しい肌には一点の曇りもなく、洗練された白。穢れや濁り...