私とプログラミングとおっぱい

最近スマホのブラウザに「おすすめ記事」が表示されるようになった。どうやら、私が普段見ているサイトから推測して表示されるらしい。私がスマホのブラウザで見るものなど、プログラミングに関するものか、おっぱいと相場が決まっている。いつ親にブラウザの履歴を見られても問題ないように、おっぱいはシークレットブラウザで見ているから、結局プログラミングの記事ばかりが並ぶことになる。

「おすすめ記事」にはプログラミング言語の紹介サイトがよく現れる。有り体に言えば「今年学ぶべきプログラミング言語5選!」のようなものである。開いてみると、有名なプログラミング言語が薄っぺらい説明とともに数種類載っている。私なんかはひねくれているから、「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」などと口走りつつページを閉じるのである。そしておっぱいを見る。

ところで、私が中学2年か3年のときに、和田裕介さんの『Webサービスのつくり方 〜「新しい」を生み出すための33のエッセイ』という本を本屋で立ち読みした。Amazonのサイトに行くとこの本の目次が読めるのであるが、その第4章に「いかにして大量のおっぱい画像をダウンロードするか」という項目がある。中学生の私は大いに興奮しながらそのページを読んだ。記憶が確かなら、そこにはプログラミングを使っておっぱい画像をダウンロードしてくる話が書いてあったのである。この話は和田さんの(あるいは「ゆーすけべー」さんの)ブログにも公開されていて、これを行うためのプログラムを入手することができる。このプログラムはPerlというプログラミング言語で書かれていた。こうして私はPerlという言語を知った。今から考えるとひどい出会い方である。

さてそんなおっぱい言語、もとい病的折衷主義のがらくた出力機、もとい実用データ取得レポート作成言語Perlで書かれた画像ダウンロードプログラムを、中学生の鮟鱇少年はわくわくしながら改造するのである。「まともな」(婉曲表現)おっぱい画像を集めるためにクエリをいじってみたり、より多くののおっぱいを集めるべく取得件数を多くしてみたり。そのためにはPerlのことを知らなければならないから、俗に言う「ラクダ本」を図書館から借りてきて読みふけったし、あるいは画像検索のAPIの仕様をネットで調べたりもした。心底楽しかったのを覚えている。その後わたしはRubyと出会って、おっぱいプログラムをRubyで書き直したりもするのだが、それは別の話。

プログラミングを学ぶって畢竟こういうことなんじゃないだろうか。自分がやりたいことがあって、それを達成するための道具としてプログラミングをやる。中学生の私には、たまたまそれがPerlであったわけで、それがPerlであったことそのものが重要だったわけではない。もちろん職としてプログラミングをやるならある程度「トレンド」のようなものがあるのかもしれないけれど、趣味としてやるなら「どのプログラミング言語を選べばよいか」よりもむしろ「プログラミングで何をやりたいか」のほうが重要なのだろうと思う。

中学の頃から足掛け9年ほどプログラミングをやってきた経験からいえば、メジャーなプログラミング言語を1つ知っていれば、他のものでもある程度検討がつく。薄く広く知っていれば、自分がやりたいことをどのようにやればいいかも自然と分かることが多い。少なくとも趣味としてはこれで十分なんだろうなと、おっぱいを見ながら思うのである。

    コメント

    1. アバター nininga より:

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