ボルダリングノススメ

さて。タイトルをヤマノススメ風に書いた時点で僕の目的の半分が達成されたわけではあるが。投稿大会ということであるから、頑張って本文を書き進めていこう。

あなたはボルダリングをしたことがあるだろうか。僕はこれまでただの一度もやるつもりはなかったし、これからもずっとやることはないだろうと思っていた。しかし高校同期の一人にこう言われたのだ。

「なあばーたー、ボルダリングやらへん?」

正直中学で部活を引退して以来運動と言えるような運動をしてこなかった僕にはかなり大変だろうし断ろうかとも思ったが、やはり高校同期のお誘いを断る選択肢は考えられなかった。

ということで高校同期4人でボルダリングへと向かった。どうやら3人は経験者らしく、初心者だった僕だけはまず初回登録料として1500円を支払わされた。高い。次に初回だからと1人だけ4,5分間施設等の説明動画を見せられた。面倒くさい。ちなみに1200円で90分間、もう400円支払えば1日フリータイムという金額設定になっており、僕たちは90分間のコースを選択していた。説明動画の時間が90分間の中に組み込まれていた。せこい。

ぐちぐち言うのはこのあたりにしておこう。動きやすい服装に着替えて専用のシューズを履いたらさあ登ろう。難易度が10段階くらいに分かれており、それはホールド(手や足を置くところ)の近くに貼ってあるシールの色で判別できる。同じ色のシールが貼られているホールドを使ってスタートからゴールまでたどり着くことができればクリアーだ。まずは1番簡単なものから始めてみた。これは難なく登ることができた。次は難度を1つ上げてみる。ホールドが持ちにくくなったりその数が減るために、登り始める前に頭の中であらかじめルートを考えておくことがより重要となってくる。僕ともう1人は1,2段階ばかりやっていたが、あとの2人は4段階めまでやっていた。こればかりは経験や身体的能力の差があるだろうから仕方ないものだろう。決して僕がぐうたらヒキニートをやっているのが悪いわけではないのだ。たぶん。

しかしこのボルダリング。登る達成感のためだけにやるものだとばかり思っていたがそういうわけでもないのだ。もちろん登りきることができれば嬉しいが、ここに足を置いてあそこに左手を置いて~とルートを考えたり、友だちが登っているところを見たり、一緒にルートを考えたりと、そういう時間が楽しいものである。また行きたいと思えたし、次回行くときまでにはもう少し体を鍛えておきたいものだ。

ちなみに、90分間もやれば十分に腕がだるくなってくるのでフリータイムなどできそうもなさそうだ。誘ってくれた高校同期も翌日には腕の痛みでドアを引くこともできなくなると言っていた。しかし僕はボルダリングを終えてからはだるさを感じるもののそれほど深刻でもないのではと思っていたのだが、その翌日。肘から手首までの部分がパンパンに張っていて、少し力を入れただけで痛さで悶えるほどであった。そこで、これを読んでボルダリングに行ってみようと考えたあなたに僕からアドバイスを1つ。

ボルダリングに行く前日にはしっかりシコっておけ。腕の痛さでシコれなくなる。

コメント

  1. nininga より:

    ボルダリングに毎日通って禁欲的な生活送ってください

  2. START より:

    躰を動かすことに興味はあるのだけれど、まあ私がボルダリングなんてやっても直立不動のまま90分が過ぎてしまうわね。