学部4年間で読んで良かった本ランキングbest3

wottoです.明日(今日)は卒論の試問会があるので,それまでに研究室のセミナーでボコボコにされたスライドを修正しなければならないのですが,やる気が出ないので前から書きたかった記事を書きます.これを見た本年度卒業予定者の方も是非書いてみてくださいな.

3位:Effective Python 第2版

Python言語を書くにおいての様々なテクニックが載っています.なんというか,私のような「プログラミングは数値実験でしかほとんど使わないよう,きれいなコードを書くモチベーションがないよう」という人にとってぴったりのレベル感だと思います.でも半分くらいしか読んでない.はよ読め.

第2位:情報幾何学の基礎

情報幾何学の基礎と銘打っていますがちゃんと多様体の基礎(接ベクトル空間,ベクトル場,アファイン接続など)をやってくれます.情報幾何自体はまあ面白いなあ程度だったのですが,この本で勉強した多様体の諸概念を知っといてよかった!という場面がこの1年でしょっちゅうありました.逆に言うと,情報系の人はこの本に出てくる程度の多様体の知識があれば良いんじゃないでしょうか.知らんけど.

 第1位:量子情報科学入門

この本に出合って人生が狂いました(本当)
情報系の人で量子情報に興味ある人はとりあえずこれ読めばいいんじゃないでしょうか.非常に丁寧に説明の上に量子情報理論の面白さが濃縮されています.でも最後のほう読んでません.はよ読め.